タイ中部地方
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Central Thailand
●アユタヤ ●ロッブリー ●カンチャナブリー
●アユタヤ Ayutthaya アユタヤへの旅行は、日本からのツアーに元々組み込まれていたり、バンコクからも沢山のツアーが出ていますが、アユタヤへ行くのに一番安い方法、なおかつ一番小旅行を楽しめる方法は何と言ってもバンコクのファランポーン駅から電車で行くことです。片道15バーツの激安運賃で、窓から自然に入ってくるアジアの風に吹かれながら、アジアののどかな風景を楽しみ、その間、人々の車内風景を観察したり、途中駅で乗車してくる食べ物売り達の「焼きそばはいらんかねー?」のような威勢の良い声に耳を傾けてみたり、実際に買ってみたり、あるいは同席した人に話しかけてみたり、そうこうしているうちにあっという間の2時間でアユタヤに着いてしまいます。帰りも行き同様、電車でバンコクに帰ってもよし、バスで帰ってみてもよし、あるいは個人旅行の方でしたら、アユタヤのホテルあるいはゲストハウスに滞在してみるのもよし。アユタヤ旅行はバンコクから近いこともあって、気軽に楽しめます。 さて、アユタヤに着いて遺跡を効率よく、楽しく回る方法には、大きく分けて2つの選択肢があります。一つは、タイお馴染みの3輪バイクのトゥクトゥクに乗って回る方法、もう一つは自分たちで自転車をレンタルして回る方法です。 トゥクトゥクの場合: 効率よく見所を見て回りたいという方は、トゥクトゥクをチャーターしましょう。その時に注意したいのが、必ず乗る前に交渉しましょう(相場:1時間=150バーツくらい、500バーツくらいで主な見所を全て回ってくれます)。どうしても高い料金から下がらない場合は、「じゃあどうもありがとうございました」とあきらめて、他のトゥクトゥクに行って交渉しましょう。 自転車の場合: 気のせいかもしれませんが、アユタヤはバンコクより日差しが強く照り付けて、本格的に暑く感じます。そんな中で、自転車をこいで自力でアユタヤの町を回るのは、結構体力がいることです。しかし、自転車で遺跡の街を散策するのは、なんとも爽快なものです。アドベンチャー好きな方は是非是非お試しを! アユタヤの魅力について スコタイ王朝が滅び、グングンと力を伸ばしていたアユタヤは1350年から1767年までの417年間に渡り、アユタヤの王朝として歴史を刻んできました。隣国、ビルマとの度重なる戦いによって、かなりの数の遺跡が破壊されてしまいましたが、そんな歴史と共に今も尚アユタヤは静かに時を刻んでいます。現代、アユタヤの遺跡は、ユネスコ世界遺産に登録されています。そこでいくつかの有名な遺跡の寺をご紹介いたします。 ★ワット プラ シー サンペット(Wat Phra Si Sanphet)1491年建立 (入場料:30B) このお寺は、アユタヤ遺跡巡りで欠かせないお寺の一つです。それぞれ高さ16Mの3基のセイロン(スリランカ)様式のチェディが並んでおり、アユタヤ時代の当初は一番大きい寺院でした。実は1基1基にそれぞれ王様の遺骨が納められています。当時は王宮の守護寺院として崇められていました。夜のライトアップは、時間に余裕があったら是非見てみてください。より一層神秘的な光景が漂っています。 ★ワット プラ マハーター(ト)(Wat Phra Mahathat) (入場料:30バーツ、時間:8:00〜18:30) こちらは、Wat Phra Si Sanphetと並びアユタヤの見所の一つです。ビルマとの戦いの凄まじさを、遺跡を通してまじまじと見せ付けられることと思います。仏頭が、木の根っ子に持ち上げられている遺跡が、そのことを物語っています。 ★ワット ロカヤスタ(Wat Lokayasutha)1956年復元 アユタヤ中期に建設された全長28Mの涅槃仏が、このワット ロカヤスタです。涅槃仏の前には、お土産屋さんが2〜3軒ある程度で、とても静かなところです。近くには民家があり、アユタヤの人の生活を垣間見ることができます。 ●ロッブリー Lopburi この街の歴史は古く、スコタイ王朝以前のものです。6世紀から11世紀にかけて、モン族の王国の一部の都市「Lavo」として栄えていました。しかし、10世紀になると、クメール王朝が拡大し、この地域までも領土を広げて滅びしてしまいました。クメールの勢力を逃れた北部のスコタイが、13世紀に繁栄しました。その後、アユタヤ時代にクメール文化がこのロッブリーの地に影響を及ぼしました。この時のクメール文化の足跡を現代も街中あちらこちらでたどることができます。 行き方:ロッブリーへは、バンコクからだとファランポーン駅から電車で、2時間〜3時間、アユタヤからだと1時間ちょっとで到着します。バスで行く場合は、バンコクの北バスターミナルから所要およそ2時間、アユタヤからだと1時間ちょっとで到着します。料金は、電車の3等席で行くのが一番安く、バンコクからでも、28バーツという激安価格で行けてしまいます! それでは、ロッブリーで訪れるべきクメール様式の遺跡をこちらに少しご紹介していきます。 クメール様式の遺跡 ★ワット プラ シー ラタナー マハター(ト) Wat Phra Sri Rattana Mahathat (入場料:30バーツ、時間:6:00〜18:00) このクメール様式の寺院は、12世紀に建設されました。その後、何度も立て直されたので、建築様式が混ぜこぜに、さまざまな時代背景からなっています。この寺院は、大規模尚且つ、電車の駅を横切ったところにあるので、ロッブリーに来たなら 最初に訪れたいところです。 ★サン プラ カーン San Phra Kan (入場料:5:00〜19:00、料金:無料) 何と言ってもこの寺の特徴は、サルの多さです。このクメール時代の寺院には、ヒンドゥー教の神、Kalaが祭られています。少し凶暴なサルもいるので、サルには構わないほうが無難です。 ★プラーン サム ヨート Prang Sam Yot (入場料:30バーツ、料金:8:00〜18:00) サン プラ カーンの反対側に位置するのが、このプラーン サム ヨートです。こちらもクメール様式のお寺です。このお寺は、もともとはヒンドゥー教の3大神である、ブラハマ、ヴィシュヌ、シヴァが崇められていたのですが、後に仏教の寺になって今に至っています。3基のクメール寺院の前には、仏像が祭られています。ここにもサルが結構いるので、少し注意しながら観光を楽しんでください。 ●カンチャナブリー Kanchanaburi カンチャナブリーと聞いて、思い浮かぶのが、「戦場に架ける橋」という映画で、現代、人々に知られるようになったあの有名なクウェー川に架かるクウェー川鉄橋です。カンチャナブリーは、タイ西部のミャンマーの隣りにある県です。しかし、カンチャナブリーの中心地からミャンマー国境まで、240キロも離れています。皆さんも一度は本か劇で読んだり見たりしたことがあるかもしれない、あの物語、「ビルマの竪琴」。この橋は、この物語と同じ時代の背景にあります。日本軍は、第二次世界大戦中に、ビルマ(ミャンマー)へ軍需物資を輸送するために、沢山の捕虜を有してこの橋を建設したのです。 こうして、当時カンチャナブリーからミャンマーまで続く鉄道が走るようになりました。しかし、現在は、タイ国内までの交通、カンチャナブリーからナム・トックまでの間しか鉄道は走っていません。しかしながら、ナム・トックまでのおよそ2時間の乗車で、すばらしい景色を堪能することができます。時間があれば、この電車に乗って是非是非ナム・トックまで旅してみてください。その際は、窓際をキープすることをお忘れなく! さて、タイ語で「ナム・トック」とは、滝のこと。「ナム」が「水」で、「トック」が「落ちる」です。というわけで、ナム・トック駅に着いたら、是非「ナム・トック・サイヨーク・ノーイ」(サイヨーク・ノーイ滝)へ行きましょう。駅の前で通常待機しているソンテウで、5分くらいのところに位置しています。帰りの電車の座席の予約をきちんと入れてから、滝へ繰り出しましょう♪ もしバスでお帰りの場合は、カンチャナブリー行きのバスは、17:00が最終なので心配要りません。事前にバス亭まで行って予約がてら、場所を確認しておきましょう。 カンチャナブリーには、他にも様々な歴史にまつわる博物館、国立公園、温泉、滝、など見所も満載です。また、自然が多く、トレッキングツアーも充実しています。時間があるようでしたら、1泊、2泊Orそれ以上してみるのも良いかもしれません。バンコクの南バスターミナルからバスで所要2〜3時間という近場で、このように歴史を学べ、なおかつ、魅力溢れる大自然タイを味わえます。お勧めです! |